事例: 新しいフレームワーク: VA/VEの導入

これまで問題解決のフレームワークとして、リーンやシックスシグマ、そしてDFSS、時にはSAFe(Scaled Agile Framework、別のブログへ移行)について書いてきました。これからは新たにバリュー・メソドロジー(Value Methodology: VM)についても書けそうです。

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エッセイ: デミング博士の 14 のポイント

リーンシックスシグマが提唱される前の時代に品質管理の基礎を築いた偉人達について調べる機会が最近ありました。備忘録としてそのリンクを貼り付けておきます。改めて偉人達の品質管理への貢献を調べてみると、当時とは時代も環境も大きく変わったとは言え、現代に生きる我らエンジニアは、まだまだ多くのことを偉人達から学ばなければならないと思い知らされます。

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書評: 世界のエリートはなぜ「美意識」をきたえるのか?

先日、妻がたまたま買ってくれた本です。「本屋で面白そうだから買ってみた。よかったら読んで見れば」と何気なく手渡され、そのまましばらく机の上に置いてあったのですが、雨の降る日曜日、家で特にやる事もなかったのであまり期待せず読み始めました。

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エッセイ: 列車と走行抵抗

製品やサービスを開発する時、組織は何等かの開発フレームワークを使っています。例えばシックスシグマの組織では DMAIC や DMADOV を、SAFe (Scaled Agile Framework)の組織ではアジャイル・リリース・トレイン(列車)が定期的に停止/発車するプログラム・インクリメントをフレームワークとして使っています。

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エッセイ: 狩野モデルでみるフレームワークの違い

前回の投稿で狩野モデルについて書きましたが、書いている途中に、もしかしたら狩野モデルでリーンとシックスシグマ、そして DFSS の違いが説明できるのではないかと思いました。そこで今回の投稿では、それについて書いてみたいと思います。

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エッセイ: リーンシックスシグマの推移と求人市場

ついに長年一緒に仕事をしていた上司が定年引退してしまいました。この上司は製品開発部のマネージャーであり、DFSS(Design for Six Sigma)のマスターブラックベルトであり、なによりも僕の DFSS やリーンシックスシグマ活動の良き理解者であり、最大の応援者でした。そもそも僕を今の会社に引っ張ってきてくれたのもこの上司でした。この上司の引退には感慨深いものがあります。

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エッセイ: 最近の東芝について思うこと

早いもので、先のブログの投稿してから8ヶ月も経ってしまいました。ブログの更新が止まってしまった直接の原因は、購入してからまだ1年半しか使っていなかった東芝のノートブック・パソコンが壊れたことです。画像の編集ができるように東芝のノートブックの中でも最高機種を購入していたため、それが壊れたときの精神的ショックはかなり大きなものがありました。

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書評: Managing The Design Factory

業務プロセス改善に関する実用書を読んでいると、大抵の場合はフラストレーションが溜まってきます。フラストレーションの理由は、本に書かれてある素晴らしい理論や実例を、自らの職場とつい比べてしまうためです。”どうしてうちの職場はこうも駄目なのだろうか”などと考え始めると、本を読み進めるにつれてフラストレーションが次第に溜まってくるのです。

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