10月になり僕が所属する会社では新年度を迎えました。新年度になると、コスト削減やリードタイムの短縮など、新しい生産性向上のための目標が与えられます。その目標に向かってリーンシックスシグマ・チームは活動を開始します。しかしその目標を達するためのリーンシックスシグマ・プロジェクトを見つけることは容易ではありません。
“エッセイ: ISO-9001社内監査とリーンシックスシグマ” の続きを読むエッセイ: リーンシックスシグマのプロジェクトをアジャイルで
econoshift の根上さんから、「ソフトウェア開発以外にもアジャイルを使っていますか?」という問いかけがありました。もちろん使っています。最近はプロジェクト・マネジメントの世界でアジャイルを使う Agile Project Management が注目されていますが、それと同じようなことをリーンシックスシグマのプロジェクトで以前から使っています。より正確に言えば、ウォーター・スクラム・フォールに近いかもしれません。
“エッセイ: リーンシックスシグマのプロジェクトをアジャイルで” の続きを読むエッセイ: 認定プロジェクトとケイデンス
最近よくケイデンス(cadence: 韻律、リズム、抑揚)という言葉をリーンシックスシグマの認定プロジェクトの中で使います。どんなに業務が忙しくても、毎日三十分でも一時間でも、限られた時間を認定プロジェクトに当てたり、仮に何も進捗が無かったとしても、プロジェクト状況を報告するためのミーティングを毎週欠かさず持つなど、認定プロジェクトを完了させるためは”リズム”が何よりも大事だからです。
“エッセイ: 認定プロジェクトとケイデンス” の続きを読むエッセイ: プロジェクト指向
長くリーンシックスシグマの仕事をしていて何時も感じることは、「小さなプロジェクトの成功を一つ一つ積み重ねていくことが、企業にとっても、社員にとっても最良の方法だ」ということです。達成困難と思われる大きなプロジェクトでも、小さなプロジェクトに分けて、小さなプロジェクトの成功を一つ一つ積み重ねていけば、大きなプロジェクトの成功につながります。当たり前のことのようですが、実はそれほど簡単ではありません。
“エッセイ: プロジェクト指向” の続きを読むエッセイ: 発明のあるところ
リーンシックスシグマを知らないエンジニアにリーンシックスシグマ、特に DFSS を薦めると、笑って無視されるか、さもなくば色々理由を挙げて頭から拒否されたりすることがあります。両者に共通しているのは、リーンシックスシグマについて殆ど何も知らない、ということでしょうか。もっとも、人は知らない事を無視したり、拒絶したりするものなので、特に驚くことではないのですが。
“エッセイ: 発明のあるところ” の続きを読む