木谷 哲夫 教授(京都大学産官学連携本部IMS寄付研究部門)が東洋経済オンラインに寄稿した記事「テスラCEOが全社員に宛てたメールの中身」を読みました。シックスシグマのことが少し書かれていたので、気になったこともあり、僕の意見を勝手気ままに書いてみたいと思います。
“エッセイ: 「テスラCEOが全社員に宛てたメールの中身」を読んで” の続きを読む解説: リーンシックスシグマの始め方
「リーンシックスシグマに興味はあるけれど、どうやって始めれば良いのかよくわからない」という声を時々耳にします。リーンシックスシグマだからといって特別な方法があるわけではなく、何かを始めたり、何かを変える時、大抵やることは同じようなものです。しかし個人でリーンシックスシグマを始めるのと、組織でリーンシックスシグマを導入するのでは雲泥の差があります。
“解説: リーンシックスシグマの始め方” の続きを読むエッセイ: 東欧ポーランドでの DFSS クラス
東欧ポーランドで DFSS(Design for Six Sigma)を教えてきました(グリーンベルトのトレーニング)。初めてのポーランドだったので、行く前から楽しみで何だかそわそわしていましたが、いざトレーニングが終わってみると「ポーランドって未来を感じる良い国だな」とつくづく感じました。
“エッセイ: 東欧ポーランドでの DFSS クラス” の続きを読む事例: アインシュタインの格言
先日、上長からあるお題を頂きました。それは「多くの部門が共通して利用するデータベースへのデータ(設計図面や製造指示書など)の登録やその変更などのプロセスに時間が掛かり過ぎるので、そのプロセスを至急改善せよ」というものです。何でも他部門の管理職からも同様の不平や不満が上がってきているらしいのです。
“事例: アインシュタインの格言” の続きを読む書評: 図解 リーンシックスシグマ
試しに Amazon.com で「Six Sigma」をキーワードに本(新品、英語)を検索すると 1,441 冊も表示されました。一方 Amazon.co.jp で「シックスシグマ」をキーワードに本(新品)を検索すると 26 冊表示されましたが、内 9 冊は翻訳本なので、日本人の著者が記述した「シックスシグマ関連」の本となるとたった 17 冊だけでした。さらにシックスシグマ関連ではなく、シックスシグマについて書かれた本となると、4 冊ほどしか見つかりませんでした。この数字だけでも、日本語圏と英語圏でのリーンシックスシグマの扱われ方の違いが分かります。
“書評: 図解 リーンシックスシグマ” の続きを読むエッセイ: リーンシックスシグマのプロジェクトをアジャイルで
econoshift の根上さんから、「ソフトウェア開発以外にもアジャイルを使っていますか?」という問いかけがありました。もちろん使っています。最近はプロジェクト・マネジメントの世界でアジャイルを使う Agile Project Management が注目されていますが、それと同じようなことをリーンシックスシグマのプロジェクトで以前から使っています。より正確に言えば、ウォーター・スクラム・フォールに近いかもしれません。
“エッセイ: リーンシックスシグマのプロジェクトをアジャイルで” の続きを読む事例: R を使う理由
最近、プログラム言語 R をリーンシックスシグマで使うようになりました。ビッグデータ時代を迎え、以前から統計用のプログラミング言語を習得してみたいと思っていたので、 思い切って R 言語を試しに使ってみることにしました。
“事例: R を使う理由” の続きを読む解説: リーンシックスシグマと SAFe
先日、スケールド・アジャイル・フレームワーク(SAFe)の数あるトレーニングのうち、SAFe プログラム・コンサルタント(SPC)のトレーニングを受講しました。その後 SPC の試験に合格するために SAFe の資料を熟読し、その甲斐あって、なんとか SPC の試験に合格することができました。
“解説: リーンシックスシグマと SAFe” の続きを読むエッセイ: 狩野モデルでみるフレームワークの違い
前回の投稿で狩野モデルについて書きましたが、書いている途中に、もしかしたら狩野モデルでリーンとシックスシグマ、そして DFSS の違いが説明できるのではないかと思いました。そこで今回の投稿では、それについて書いてみたいと思います。
“エッセイ: 狩野モデルでみるフレームワークの違い” の続きを読む解説: 若いエンジニアと狩野モデル
若いエンジニアは経験に縛られない新しいアイデアを次々と生み出すことができるので、まったく羨ましい限りです。先日もこんな会話がありました。「こんな古臭い操作パネルなんかなくして、安いスマートフォンのようなものに置き換えたほうが、機能的にも、コスト的にも優れているんじゃないですか」。
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