エッセイ: ゼロ DPMO って本当?

先日、取引先のプリント基板メーカーの方が来社されました。その会社は弊社に電源装置(プリント基板として)を納品してくれています。その装置はそれほど数が出る製品ではないので、自社生産ではなく外注に任せているからです。来社されたその会社の部長さんは製造と品質管理を行っている方で、もっと仕事の量(取引)を増やして欲しいという趣旨のもと、色々な技術説明をして下さいました。

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エッセイ: SIPOCとコミュニケーション

ビジネス関連の雑誌やウェブサイトを見ていると、リーダーシップとコミュニケーションに関する記事が多いことに気が付きます。記事が多いということは、つまり(需要と供給の関係から考えれば)、ビジネスにおいてリーダーシップやコミュニケーションがもっと必要にも関わらず、まだまだそれが十分ではないということなのでしょう。

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エッセイ: 認定プロジェクトとケイデンス

最近よくケイデンス(cadence: 韻律、リズム、抑揚)という言葉をリーンシックスシグマの認定プロジェクトの中で使います。どんなに業務が忙しくても、毎日三十分でも一時間でも、限られた時間を認定プロジェクトに当てたり、仮に何も進捗が無かったとしても、プロジェクト状況を報告するためのミーティングを毎週欠かさず持つなど、認定プロジェクトを完了させるためは”リズム”が何よりも大事だからです。

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エッセイ: 洞窟ツアーと p値

先日、休暇を使ってケンタッキー州にあるマンモス・ケーブ国立公園に行ってきました。ここには世界で一番長い洞窟群があり、その洞窟ツアーが今回の目的でした。この国立公園には実に様々な種類の洞窟ツアーがあり、ツアーごとにテーマが異なっていたり、難易度が異なっていたり、歩く長さが異なったりしていました。夏休み期間中のためかどのツアーも満員で予約が必要でした。そのため僕は予め「歴史ツアー」という、約二時間、およそ3キロ程度の距離を歩く洞窟ツアーを予約しておきました。

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エッセイ: 学校教育とリーンシックスシグマ

高校や大学教育を通じてリーンシックスシグマを学んだ、という人は僕の周りには一人もいません。しかしリーンシックスシグマを学ばなくとも、統計学の単位を大学時代に取った人は多くいるようです。試しにその人たちに、「大学時代のプロジェクトで統計学的アプローチを使ったか」と聞くと、残念ながら「はい」と答える人はほとんどいません(少しはいるのですが)。

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エッセイ: Linkedinとリーンシックスシグマ

ここ数か月、Linkedin を積極的に使っています。理由は二つあります。一つ目の理由は、Linkedin の中にある多くのリーンシックスシグマ関連のグループ内で、今どのようなことが会話になっているのか、謂わばリーンシックスシグマ業界の市場調査のようなものがしたかったためです。

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エッセイ: リーン・ブロンズ認定

資格認定は本当に良い商売なのだと思います。アメリカにも実に多くの資格認定がありますが、リーンもその一つとなっています。リーンシックスシグマの場合、認定は主にグリーンベルト、ブラックベルト、マスターブラックベルトの 3 段階ですが、リーンの場合は主に、ブロンズ、シルバー、ゴールドの 3 段階が設置されているようです。僕は今回、試しにリーン・ブロンズの認定資格を受けてみました。

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エッセイ: トレーニング教材とベルト認定

もうすぐ半年に一度の DFSS(Design for Six Sigma)グリーンベルト認定トレーニングが始まります。5 日間の実習を交えた講習で、DFSS の概念からツール類、そして活用方法などについて教えます。そろそろ教材の見直しを始めないといけないのですが、なかなか気持ちにスイッチが入りません。これまで使っていた教材を使えば何とか 5 日間のトレーニングを乗り越えることができるかもしれませんが、やはり毎回少しずつでも教材を改善していきたいと思っているので、少々焦りがでてきました。

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エッセイ: 製品開発業務の VA と NVA

製品開発部の複雑な開発業務の流れ整理し、迅速化し、可視化するために、リーンを製品開発部に導入しようとしています。”リーン開発”という言葉は聞こえが良いのですが、実際の製品開発部はその配下で、機械設計グループ、電気設計グループ、基板設計グループ、実験チーム、テストグループ、文書管理チーム、など多岐多様なグループやチームが複雑に絡み合っているので、その複雑で目に見えない業務の流れを整えることは大変です。それでもリーンを使ったプロジェクトを通じで、業務改善という目標に向けて、少しずつ進んでいます。

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エッセイ: アンケートについて少し

社内の業務改善を行うとき、体系的な方法を使ってプロジェクトを進めていくことがとても重要になります。特に業務改善のようなプロジェクトは、問題の本質や解決すべき問題の範囲が、プロジェクトを進めるに従ってどんどんと変わっていくことがあり、「気が付いたときは収拾がつかなくなっていた」などということが、しばしば起こります。所謂スコープ・クリーク(scope creep)という問題です。先の投稿でも少し触れましたが、リーンやリーンシックスシグマ(DMAIC)は、スコープ・クリークを防ぐ上でも、とても有効な手段です。

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